【ADHDペアトレ報告3】疲れてしまった
年末年始をはさんでペアトレ第3回があった。この間、3週くらいあいたのだけれど、つらかった。
つらかったこと1
一生懸命習ったスキルを使おうとすることで、疲れてしまった。
前回「褒めのスキル・無視のスキル」を習い、自分なりに真剣に取り組んだつもり。娘ちゃんからも「ママこの頃褒めてくれるからうれしー」という発言があったり、好ましい行動が増えたり、とにかく有効で役に立ったからだ。
が、一生懸命やるあまりに、生活のすべてがトレーニングの場となってしまい、とにかく褒めなきゃ、褒めポイント探さなきゃ、の連続で疲弊したのだと思う。
同時期に、下記の書籍に出会ったことも、私に追い打ちをかけた。この本もとにかく役に立つすばらしいことがたくさん書いてあって、勉強になった。オススメです。が、良いことが書いてあるばっかりに「こんなに頑張るの、私にはできないよ…」と疲れに拍車がかかってしまったのだ。
有効 → 一生懸命やりまくる → 日常生活のすべてがトレーニング・取り組みの場に
というサイクルは疲弊する。ほどほどが大事。落ち着いたら、この本で紹介さえていることにも一つ一つ取り組みたい。
つらかったこと2
大好きだった娘の性格が、ADHDによる特性だとわかってしまったこと。
娘ちゃんはとにかく陽気。そして友達に優しい。いつも周りの人の気持ち(母親以外)を考えて行動している。
内向的な私は、娘のそういう性格を天賦の才だと思って羨ましくさえ思っていたのだ。
が、心理士さんに「ADHD傾向のお子さんを育てる保護者の方皆さんそうおっしゃいますよねー。性格的にとても明るくて面倒見がよくて優しいのですよ。そういう素晴らしい面は伸ばしていきたいですね!」と言われて落ち込んだ。
いや、「すばらしい面」と褒めていただいてるんですけどね、でも、なんだ、これもADHDの特性であって、娘の長所ではなかったのか…、と思ったら、なんか娘のすべてがADHDでできているような気になって、沈んでしまったのです。あきらかに励ましの言葉なんですけれど、疲弊していると、何でもネガティブにとらえてしまうんだね。