【コンサータ服用①】服薬に納得するまで
服薬を医師にすすめられて1年2か月。やっと
前回の受診でコンサータをもらってきた。
娘ちゃんも納得の上である。
最初の数日は親が子どもを見守れる環境を整えるべき、とのことで、来週末から服用を開始する。
↓のとおり、娘ちゃんは当初、服用をいやがっていた。
無理強いすることは絶対に避けようと思ったが、もしも服薬に偏見があるなら、それを取り除く努力をしたかった。
特に娘ちゃんは「薬を飲まなくてはいけない」=「劣っている」と思い込んでいる節があるようだったので、その誤解を解こうと思った。
その上で、やはり飲みたくないという判断をするなら、尊重するつもりで説明を開始した。
WISCの結果(数字)を具体的に提示し、平均よりも圧倒的に優れている点があることをまず伝えた。
人として劣ってなど決していない。
だが、苦手な部分が足を引っ張って、得意な点を生かせてていない。薬を飲むことで得意なことをさらに伸ばす助けになる、と。(何もかも解決してくれる魔法ではないけれど、と。)
自分はちゃんと優れている、と自信をもてたことで、服薬の抵抗はなくなったみたい。
思わぬ成果もあった。
人には誰でも得意な点と苦手な点があるということを理解し、お友達との関係でもその子の得意なところを認めながらつきあっていくと好い、ということに気付いてくれたよう。
どうなるかなー。
合う人と合わない人が分かれる薬だって言うからな-。合うといいなー。
娘ちゃんの一番の苦手は、課題への取り組み。勉強だけでなく、歯磨きとか、着替えるとか。とにかく声かけしないとできない。
今までは私が言い続ければやっていた。
しかし、いよいよ高学年。反抗の時期に入ったことを日々感じる。要は、親が言ってもきかなくなった。
この反抗期を何とか薬の力を借りて乗り越えられるといいな。思春期を脱すれば、自分で特性理解を深め、解決策を模索していけるようになるだろう。
主治医には「本人。両親とも服薬に抵抗がないわけではなく、とりあえず試してみたいというスタンスだ」という希望を伝えた。
週末は休薬のうえ、2週間後に再受診。