共働きと受験とADHD

共働きを続けたかった40代ママ。 娘は私立小学校に通うADHD小学生。 一生働き続けるつもりだったのに、小1の壁を越えられなかった。 娘の発達障害のサポートはどうしたらいいの? 私の再就職はどうなるの? さまざまに葛藤しつつ、納得できる人生を求めて試行錯誤しています。

当事者(子ども)の服薬拒否にはどう対応したらよいのだろう

コンサータの服薬を主治医からすすめられるも、両親が抵抗を感じて、1年以上服薬を見送っていた。

 

いよいよ、娘の先送りぐせが生活に大きな影響を与えるようになり、夫も私も決断の時だと認識した。

主治医に相談の上、娘への伝え方も決定した。娘は自分では困り感をまだ客観的に認識していない状態である。その上で、

 

ポイントは次の通り。

  • 検査結果を具体的数値として示した上で、「集中力が低いことで、本来の自分の力を十分に発揮できていない。お薬を飲むことで、力を発揮できるようになる。」と客観的に伝える。
  • 「親が困っている。その困っている点を改善する為に飲む。」というニュアンスは避ける。
  • ADHDの告知は行わない。

 

ということで、深刻にならない感じで、さらーっと伝えたのだが、

 

予想外に強烈な抵抗にあった。

 

やっぱり、何か、風邪や、副鼻腔炎の薬とは違う、ということは感じているらしい。この薬を飲むのを認めることで、自己認識がおおきく変わる、と思っているらしい。

「お薬なんて必要ないもん! そんなにお薬たくさん飲むなんておかしいもん! 娘ちゃん、言われなくてもちゃんとできるもん!」と叫んでおられました…。

 

あまりたたみかけるように説得しても、かえって意固地になるだけだと思って、それ以来数日間、薬の話はしないようにしているのだけど…。

 

本来、服薬の決断は本人にさせるべきだ。

でも、娘ちゃんはまだ、自分の障害について認識していないし、薬の効果についてもわかっていない。そういう状況では、将来の自分にとって適切な判断ができているとは思えない。

とはいえ、親が強制的に飲ませるわけにもいかず…。

 

当事者(子ども)の服薬拒否にはどう対応したらよいのだろう。