「適切な行動」との乖離にママはちょっとヘロっているよ
小学校3年となり、求められる「適切な行動」のハードルがあがってきている。それに伴い、発達凸凹の娘ちゃんは、不適切な行動をしてしまう頻度が、幼児期に比べて格段に上がっている。
- 食べこぼしやテーブルマナー
- 大人の話に割り込まない
- 学習習慣
これらのことって、幼児期にはそれほど厳しく求められない。だから娘ちゃんは保育園にいる時には全く問題を指摘されることはなかった。周りの子もみんなできないから。でも、周りはだんだんと自分を律する能力が成長してきていて、その中で身につけるべき行動規範が身についていかない娘ちゃんは、周囲の人にどん引きされてしまうことも増えてきた。
専門家からは「そういう面は遅れて発達しますので、今は得意なことを認めて褒めてあげて」と言われるけれど、日々、母は恥をかくことも多いし、「こんなことなら外出や人に会うことを控えさせよう」という気持になってしまうことも少なくない。
ここ1週間、象徴的な出来事が二つあったので記録しておく。
【定期的な児童精神科の受診に際して ~このお子さんは個別学習を考えた方がいい~】
月1回の定期的な受診に際して。ここ1週間カイコの飼育をしていた娘ちゃんは、そのことを報告したくて仕方がなかったらしく、医師にひたすらカイコの話をし続けてしまったようだ。なかなか診察室から出てこないなー、と思ってたよ(笑)
で、後で医師から告げられたのが上記のことば。「このお嬢さんは知的な遅れの問題は全くないが、まんべんなく全て皆で同じ進度で進む日本の教育システムには、最も合わないタイプ。個別での学習を考えた方が良い。」だって。
そんなこと言われたってさー、義務教育は学校(集団生活)に通わせないわけにはいかないんだしさ-。学校は普通級にしか在籍できないっていうしさー。全教科家庭教師つけろってか。破産しますよ。
でも、確かに思いあたる節はある。娘ちゃんはペースを合わせてもらえれば確実に理解していくんだけど、とにかくマイペースだから、先生がペースに合わせてくれないと、とたんに「嫌だー」になってしまう。だから、習い事はとにかく個人レッスンを望む。この間も、ペースが合わなくて、半年通った算数専門塾を退会したばかり。
学校が、手厚く個人個人に目をかけてくれるところで本当に助かった。おかげで、今のところ学校での学習の遅れはない(たぶん・・・)し、登校しぶりもない。でも、この状態が続く保証はない。それに、やっぱりこれから学業が本格的になっていくに従って、集団塾での学習ができないのはすごく不利だろう。今は通信添削(Z会)は気に入ってしっかりやっているけれど、それだけじゃなー。中学受験とか、やっぱり難しいんだろうな・・・、回避するしかないかな。あーあ。へこむわー。
友人宅にお邪魔して大ハッスル
30年来の友人のお宅にお邪魔する機会が先日あった。今まで、あまりそういう場面にはつれていっていなかったのだけれど、初めての経験、広いおうちに大ハッスル!
出されたケーキにくらいついてこぼし、大人たちの会話を遮って勝手な話をしまくり、ソファーではねまわり、もう、本当に穴があったら入りたいってこのことだったよ・・・。
発達に偏りがあることをお伝えして、とにかく平謝りに謝った。
娘ちゃんは楽しい雰囲気になると、たがが外れて興奮状態になってしまう。そうすると超ハイテンションで、騒ぎまくってしまう特性がある。
友人宅を離れたとたん30秒もしないうちに我に返って「またやっちゃった・・・」と顔面蒼白で大反省していたけれど、もう、やっちゃったからね。
こういうことも、幼児ならば許された。でも、3年生は許されない。大顰蹙。生活面や自律のアンバランスな発達、これからどうやって周囲に理解を求めていけばいいのか・・・。いつかそれなりに発達するのか・・・。悩みは深い。