共働きと受験とADHD

共働きを続けたかった40代ママ。 娘は私立小学校に通うADHD小学生。 一生働き続けるつもりだったのに、小1の壁を越えられなかった。 娘の発達障害のサポートはどうしたらいいの? 私の再就職はどうなるの? さまざまに葛藤しつつ、納得できる人生を求めて試行錯誤しています。

【児童発達支援センター報告6】放課後等デイサービスを受けられるように

放課後等デイサービスを受けられることになった。区役所や児童発達支援センターの迅速な対応に心から感謝している。

 

進級に伴い、忘れ物等の困りごとが悪化した小3娘ちゃん。

しかし、春休み中に受けた追加の種々検査の結果、凸凹はあるものの凹を凸でカバーできているので支援は必要ないとの判断が下ってしまった。

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どこかに支援を受けられる場所はないものか・・・。

民間の支援機関の紹介を頼む目的で、区にアクセスしたところ、もう一度児童発達支援センターで心理士さんに面談してもらえることになった。

行政の手を煩わせていることを申し訳なく思いつつ、娘ちゃんや私の困り感を訴えた。

ご本人の状態(障害)の深刻さと、困り感の深刻さは別です。環境の違いによって、同じ状態でも深刻な困難が生じる場合もあるのです。」とのこと。放課後等デイサービスを受けられる流れになった。

 

大変ありがたい提案だったが、放課後等デイサービスの利用を少しためらったことも事実。次のような理由からだ。

・通うことの負担①。発達支援センターまで公共交通機関を使うと50分、自家用車でも20分かかる。

・通うことの負担②。娘ちゃんが定期的に学校を早退しなければならない。

・手続きの煩雑さ。

 

今回は特に3つめの放課後等デイサービスを利用する上での手続きの煩雑さについて、記録しておきたい。

 

放課後等デイサービスは、障害者サービス・障害児通所支援の一つなので、サービスを利用するためには

  1. 行政に申請
  2. 計画相談支援事業者(サービスをうける機関とは別)と相談の契約を結び、サービス等利用計画案の作成してもらう。
  3. 支援が決定し、受給者証交付。
  4. デイサービスをうける機関でサービス等利用計画の作成。

という過程を経ないと、利用が開始されない。ちょうど、介護認定の過程と似ている。まともにやっていると、電話連絡は言うまでも無く最低3回はどこかの機関に直接出向かなければならない感じだ。娘ちゃん本人の面談が必要な場合もある。

時間的負担もあるが、いろいろと状況を理解し始めつつもまだ障害とは伝えていない娘ちゃんに、この手続きに納得してつきあわせるのが難しい、という新たな問題が生じた。

 

過程1を済ませたところで、途方にくれていたところ、後日、区の担当者から朗報が電話で入った。

「個別相談なので、計画相談事業者への契約やサービス等利用計画案の作成は不要」とのこと。

よくわかんない、なんでかよくわかんないけど、とにかく一番面倒くさい面談とか相談契約とかいらなくなった!

そして、その翌日には児童発達支援センターと連絡をとり、3週間後のサービス開始が決まった。

手続きが簡単になった理由は何なのだろう・・・。支援センターの方もみなさん必要だと言っていたのに。

まあ、いいか。

これで娘ちゃんの困り感が少しでも軽減されることを願う。