共働きでも小学校受験は可能か 中編 早めの対策を
★共働きこそ長期戦で早めの対策を★
「1年あればなんとかできる」と多くの体験者さまからアドバイスを受け、年中11月に突如として小学校受験を目指すことになりました。
が、後に痛いほど、受験に割ける時間と労力が制限される共働き家庭は「1年ではなんとかでき」ないと理解することになりました。
知育の分野に関しては、確かに年長にならないと本格的に取り組めないでしょう。
でも、小学校受験は中学~大学の受験と違って、ペーパーだけでなく、巧緻性・工作の技能・立ち居振る舞い・生活習慣・面接・行動観察・・・挙げればきりがない分野の対策が必要です。時間はいくらあっても足りません。
また、知育(ペーパー)については、いくら言っても理解できず絶望したことが、数ヶ月後には当然のことのようにわかっている、ということがよくあります。娘は年長の夏休みに入っても全く「鏡映像」が理解できませんでしたが、放っておいたら1ヶ月後には全問正解!となっていました。
ペーパーの理解の時を待ってあげるためにこそ、巧緻性や工作の対策を年中のうちにある程度仕上げておくことが大切なのだとわかりました。
(話はそれますが、根を詰めてわからせようとする必要はありませんし、無駄です。わかる時がくればわかります。)
娘は女子校を得意とする大手の教室に、基本コース、学校別対策、行動観察と通い、あとは夏季講習などで補うスタイルでした。
共働きにはお教室のかけもちはハードルが高いですが、この教室は2歳児くらいからクラスが設定されていますから、ちゃんと何年も前から早めの対策していたら、大手のお教室だけでももっと充実した受験対策になっただろうな、と後悔しています。
(結果的にご縁をいただいて今お世話になっている小学校にはとても感謝し、満足しているのですけれど。)